2025年6月23日
・7:00〜12:00
・水温16℃
・イワナ×1.チビイワナ×1
初場所へ。
林道沿いの流れでスレてるのかルアーへの反応が良くない…。
赤ヒレタイプとは違う、いわゆるニッコウイワナが釣れた。
ライズしてるのでドライフライテンカラにチェンジ!
やっぱり夏は毛バリが強いのか?
タックル
⚫︎ロッド:RMG Spec.2/4.6
⚫︎リール :21カルディアLT2000 HG
⚫︎ライン:ダブルクロスPE 0.6号
⚫︎リーダー:ナイロン4lb1ヒロ
⚫︎ルアー:MIU 1.5g
⚫︎ロッド:テンカラRT27
⚫︎ライン:鬼流テンカラ レベルライン3号
⚫︎ハリス:フロロ3lb
⚫︎毛鉤:パラシュートアント
釣りの様子
今回も名栗川水系の上流部へ。
名栗湖沿いを走っていると竿を持って歩いている人がいた。
ラインの先にはワームが…バス釣りの人だろうか?
そういえば以前にもバックウォーターにある堰堤の上に立ってルアーを投げている人を見かけたことがある。
名栗湖はバスも釣れるらしいがオカッパリは禁止のはず…。
もともと自分は子供の時にバスからルアー釣りをはじめた人。
20年ほど釣りから離れて第三者の目でバス釣りを見た時、またバス釣りをしたいとは思わなかった。
『グレーな事してると結局自分達の首を閉めるだけですよ』と言いたくなる。
もちろん、これは渓流釣りをしてる自分にも向けた言葉。
犬を連れて歩いている人もいた。
確かに散歩コースとしても悪くない。
そんなこんなで、卵サンドを食べ、シカと遭遇してお互いビビり、入渓地点に到着。
そろそろ虫も多くなる時期なので森林香を焚く。
水温16度とおもったよりも高い。
釣りはじめてすぐに小さな手応え。
すぐにバレてしまったがチビヤマメだった。
ヤマメもいる川だけど釣れるならもう少し下流だと思っていたので意外。
いい感じの流れかと思いきやすぐに堰堤。

でも林道沿いなので巻くのは簡単。
うーん、プレッシャー高そうだな。
案の定、わかりやすいポイントではチェイスはない。
竿抜けになりそうな浅い小さなポイントもしっかり探る。
水の溜まった流れのないポイントに魚影を発見。
スプーンをチョンチョンするも無視。
やはり流れのない場所で反応させるのは難しい…。

浅い流れでゆらゆら泳ぐイワナを発見。
しかもいいサイズ。
だけど浅すぎてスプーンをうまく引いてこれない。
トップ系かボトム系どちらかで誘ってみようか考えているうちに警戒されたのか岩陰にかくれてしまった…。
気分転換にカラーチェンジして釣り上がっていくが沈黙が続く。
川が林道から離れて山道になる。
ここで先日Amazonで買ったチェーンスパイクを履く。

入退渓時は勾配がきつい場所もあり以前から欲しかった。
しばらく進み気になる支流に入る。
思ったよりも水量はなく遡行もちょっと険しい。
小さな落ちこみを見つけるが反応なし。

ここでダメなら魚はいない沢だろうと見切りをつける。
スマホで地形図を確認しながら歩きやすいルートを探して本筋へもどる。

ふと足元を見るとルアーを発見。

今シーズン拾うのは3個目。
見た事ないミノーだなぁ。
シングルフックではあるがかなり太軸でカエシもある。
魚のサイズ的にミスマッチな気もするが…。
よくみるとフックのアイが小さい。
多分、ルアーフックではなくカン付のエサ針っぽい。
なるほど、こういうセッティングもありか…まぁ真似はしないけど。
ろくに釣れずで段々と集中力も切れ始める。
何かにつまづき転びそうになって足元をみるとスパイクのゴム部分がちぎれてしまった。

デビュー戦で壊れてしまったのは残念。
過酷な使い方するし、高価でもないので消耗品と割り切って気を紛らわす。

岩の隙間を狙いなが魚が飛び出てくるのを期待する。
そして、沢を横断するかたちで水路が出現。

反応なし。
カラーチェンジしようかな〜なんて考えていると上空からヒラヒラと羽虫が水面に落ちる。
もがく羽虫をしばらく見ている水面が割れてイワナがライズ。
この時期、魚達は落ちてくる虫を意識してるんだなーやっぱり。
うーん、こうなったら毛バリにしてみるか。
テンカラ毛バリにジェル状の浮力剤を塗り込み水面を流す。
ドライフライテンカラ=ドラテンである。
するとバイトが!
ルアーには全く興味なかったクセに!
掛からなかったが好感触。
マッチザハッチほどではないが食性に合わせた釣りのほうが釣れるよね。
改めてルアーってものは好奇心とかで喰ってくるんだろうな。
『ルアーフィッシングは猫が猫じゃらしに反応してしまう現象に近い』
とあるブログに書かれていた言葉だが自分もほぼ同意見である。
テンカラ毛バリから昔買ったドライフライ、パラシュートアントにかえてみる。
この毛バリは背中に目印があるのでとても視認性がよい。
ちょいちょい反応があるものの掛からない。
おそらくチビなのだろう。

そして小さな落ち込みポイント。
4回ほどじっくり流すと落ち込みの肩でバイトが!
バシっと合わせるが岩と岩の間に魚が挟まってしまう。

バーブは潰してなかったのでハリス切れして魚の口に針を残してしまうのはやだなーと思いながら慎重にネットイン。

20センチに届かないくらいの着色斑点の綺麗なイワナ。
このサイズと出会えれば名栗では十分満足。
この沢のイワナは奥武蔵タイプと違ってザ・ニッコウイワナって印象。
リリースしてすぐまたチビイワナが掛かる。

頭蓋骨が岩の上に転がっていた。
ツノの長さからしてカモシカかな?
名栗では生きたカモシカに遭遇したことはないが死骸なら見たことはある。
今回の釣行でドライフライの有効性とその魅力を再認識。
夏の毛バリといえば黒がテンカラはセオリー、今後のためにもパラシュートアントを自分で巻いてみようと思う。
フックもバーブレスにしたいしね。
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