2025年5月26日(月)
・6:30〜11:30
・水温13℃
・イワナ×2.チビイワナ×1
ついに名栗で良型イワナをキャッチ!
でも、ヒットシーン撮れてなかった…
お化けを見たかのように「出たぁ!」と叫んでしまって自分でも恥ずかしかったな笑
まぁ、思い出のヒットシーンは時間が経っても鮮明に覚えてるからいいか。
タックル
⚫︎ロッド:RMG Spec.2/4.6
⚫︎リール :21カルディアLT2000 HG
⚫︎ライン:ダブルクロスPE 0.6号
⚫︎リーダー:ナイロン4lb1ヒロ
⚫︎ルアー:MIU 1.5g
釣りの様子
今回は3月に行った沢へ。
前回納竿したポイントからスタートして魚が棲めそうな最上流まで釣り上がり、そのまま林道を目指して帰るというプランである。
まぁ、沢登りの真似事である。
今日は曇りで風がたまに吹く。
動いてないとちょっと肌寒いくらいだった。
沢へ入り、気になるポイントだけ軽く探りながら進むつもりがチェイスがあるとつい粘ってしまう。

結局いつも通りのペースで釣り上がっていくが反応はイマイチ。
たまにルアーを変えながら進んでいく。

そして、このポイント。

4投目でようやくヒット。
ここまで2時間かかった。
ランディングしようとネットを引っ張るが外れない…。
あれ?と思いつつ無理矢理ひっぱるとブチっと音がした。
カバン破れたかも…。

小ぶりなイワナ。オレンジのヒレが綺麗ですな。
少し休憩して再開。

かなーり狙いにくいポイント。
運良く一投目でルアーを落とし込めた。
まあまあサイズのチェイス!
ヒットした瞬間水面が割れて抜ける…。
落ち着いてカラーチェンジするが次のキャストで木がかりして終了。
釣り開始から約3時間。
やっと、前回納竿した小滝まで来た。

本当はここまで竿は出さないつもりだったけどな…
前回釣れたポイントだったので期待ができそう。
予想通り一投目でヒット。
おチビさんの登場。

しばらくネットの中でじっとしていたが急発進。
リリースの時ってゆっくり泳いでいく魚もいれば何の未練もなくササっと行っちゃうのもいるよね。
他にも出ないか粘ってみたけど反応はなかった。

小滝を越える。
さらに水量は細くなったように感じる。
この先にイワナはいるのだろうか?

ガレ場が目立つようになる。

基本、細い流れだけどたまに水が溜まるポイントがある。

リフト&フォール気味で誘うとヒット!
けど小さいよねーと思った瞬間フックアウト。
針が外れたにもかかわらず水面でバシャバシャと暴れるチビイワナ。
大丈夫?すみませんでした…
とりあえずイワナの生存確認はできた。
はたしてどこまで生息しているのか?

進むとホースのようなゴミ。
そしてバキバキなったトタンみたいな廃材が…
林道に近づいているのだろう。

釣れてもチビしかいないだろうから期待せず景色も楽しみながら進む。

しかし高低差のある流れでどうやってイワナ達は繁殖できるのだろう?
魚止めの上にリリースする釣り人もいるし、妄想が広がる。

チビのチェイスを見ながら
『こんな厳しい環境で必死に生きてんだから自分も頑張らないとな』
なんてセンチメンタルなことを考える。
でも、そんな事いったらゴミを漁るカラスだって必死に生きてるんだけどね。

堰堤が見えて来た。
超えればもう少しで林道のはず。

たいして期待もせず水が溜まっているポイントにルアーを投げる。
すると、岩陰から黒い物体が狂チェイス!デカい!
『出たぁー!!』
まるでオバケをみたかのように絶叫してしまった。
いや、だってこんな所に良型の魚がいるなんて夢にも思ってない。
ランディング寸前で抵抗するイワナ。
名栗でまともなファイトをしたのはこの時が初めてだと思う。
しっかり上顎に貫通したフックを外し慎重にキャプチャーに入れる。

しばらく放心状態。
久しぶりに手が震えそうな感覚になる。
イワナの寿命は約5年というけど、この子は何歳なんだろうか?
着色斑点があまりなく全体的に濃い茶色でヒレのフチとお腹はオレンジ。
原種の個体かはわからないが奥武蔵タイプと見ていいだろう。
ここで事件発生。
カメラまわってなかったー泣
録画開始でボタン押したつもりが録画停止になっていたようだ…。
ヒットした瞬間叫んでしまったのは自分でも恥ずかしかったし、まぁいいだろう。
脳裏に十分焼き付いたしね。
堰堤を越える。
この先は三ツ俣になっていてさらに水量はない。

スマホを見ながらルートを確認。

ダメ元でルアーを投げてみるが反応はなかった。

納竿して進んでいくと炭焼きの跡と思われる石積みが。

なぜ昔の人はこんな山奥で炭を焼いたんだろう?
これが本物ならちょっとした歴史遺産だよね。
さらに進むと水量のない数メートルの滝があった。
そして、その滝の下にはサビサビになってひっくり返った車の残骸が…。
あれこれ想像して怖くなってしまったので写真も撮らず、そそくさとその場を離れる事に。
地形図をみると右岸から滝を巻くルートだったが左岸のほうが巻きやすそう。
急斜面だったがなんとか越える。

ようやく林道が見えて来た。

かなりのザレ場。
水はないが伏流にはなっているのかな?
コンクリート片やトタン材が転がっている。

おそらく2019年の台風19号の爪痕だろう。
遠くに見える林道は新しく、人工的に水路も作ってあった。

わずかな流れ。台風以前の様子を想像しながら登る。

このときチェーンスパイクを買うことを心に決める。
踏ん張りがきかん!

標高約850M、林道到着。
林道を歩いて下山。

後から気づいたけど林道を使うとメチャクチャ遠回りだった。
1時間半歩いて駐輪場所まで戻る。
車がひっくり返ってた滝から沢づたいに戻れば1時間かからなかったと思う。
まぁ、いい経験になったし今回の釣行が今季のベスト釣行になるような気がする。
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