【バイク釣行記】細久保谷にある天然ダムで釣れたルアーは管釣りクランクだった。

▶︎バイク釣行記

2023年6月24日(土)曇り

埼玉県秩父市にはダムマニアなら必ず行くべき場所、

「浦山ダム」

の上流、荒川水系浦山川。

今回はその支流の細久保谷へ。

ちなみに浦山ダムは日本で有数の高さを誇るダムで、堤高は156M!

あの進撃の巨人の壁でさえ50Mなんですから、いかに高いことか・・・。

ダムには資料館や食堂なんかがあるので、ツーリングスポットとしておすすめ。

資料館の中。浦山ダムのミニチュア
名物ダムカレー

釣行メモ

  • 大雨の影響でガイド本のイメージと異なっていた。
  • 川俣橋は架け替え工事をしていた。
  • 土砂崩れで天然のダムができていた。
  • 落差のある細い流れ
  • テンカラもおもしろそう。
  • いつかは行きたいグミの滝

【タックル】
 ロッド:RGM Spec.5 42-48S
 リール:ダイワ 21カルディア2000
 ライン:ピットブル G5 0.6号
 リーダー:フロロ 3lb
 ヒットルアー:ムカイ トレモスマッシュS

釣行時間:6:00〜10:00
釣行距離:約2.5キロ
釣果:チビヤマメ1尾

入渓点は護岸に階段あり

入渓点は毛附トンネルを出てしばらく進むと川へ降りれる階段があります。

怪しい木彫り人形達がお出迎え。

それにしても何なんだろうこの人形たちは?

町おこしのつもりなのだろうか・・・

うーん・・・ツッコミどころはいろいろあるがノーコメントで。

夏に食べるきゅうりってなんであんなに美味しいんでしょうかね・・・河童さん。

醸されそうです・・・

そして極め付けはコレ。川に降りる階段でお出迎え。

まさに山女魚・・・渓流の女王とはこういう事だったのか・・・

作者の意図は一体なんだったのだろうか?

大漁祈願?安全祈願?注意喚起?

とにかく、こんな生き物と遭遇したら二度とその川には行かないだろうな・・・

手に何かを持っているようだが、怖くてまじまじと観察できなかった。

と、とりあえず川へ降りよう。

ガイド本とは違った印象

いちおうガイド本を見てきたのだが、この付近は里川の穏やかな流れらしい。

でも、ガイド本の写真とは全然印象が違う。

大雨の影響か地形がかわったのだろうか?

とりあえず、スピナーで釣り上がる。

浦山川から細久保谷へ

とりあえず釣りあがるもチェイスはなし。

川俣橋の下まで来た。どうやら橋の架け替え工事をしてるみたい。

奥が従来の川俣橋。手前の鉄骨組んであるのが新しい橋。

細久保谷との出会いまで進みます。

写真左が浦山川。右が細久保谷。

ここの合流地点も反応なし。細久保谷へ進みます。

岩が点在して渓流らしくなってきた。

細久保谷に入ってしばらくするとヒット!

しかし、フックにはかからず。まあ、生命反応ありで少し安心。

途中ライントラブルで時間とラインを削られてしまった。

糸巻き量は基本30m前後なのでバックラッシュするとちょっと不安になる。

予備ラインはあると安心です。

小渓流っぽい流れが続きます。

そこには天然ダムがあった

しばらく進むと、なにやら険しそうな雰囲気が出てきた。

落差があるのでここは竿を振らずにとにかく釣りやすそうなポイントまで上がることにした。

川をよく見ると、おそらく右岸が土砂くずれてこんな流れになっているのだろう。

慎重に足下を注意しながら進むと・・・



『なんだここは?池ですか!?』


と、言いたくなるような完全に流れのない止水域状態。

うーむ、どうやら土砂崩れによって流れが堰き止められてちょっとした天然ダム湖になっているようだ。

底も砂が溜まっていて岸際は砂利ではなくドロドロ田んぼ状態。

浅いからと言って歩くのは危険そう。足が泥にはまって抜け出せなるかも。


しばらく観察していると・・・いるいる!

なんと、ヤマメ達が悠々と泳いでいるではないか!

中には口元にトラウトガムが口に引っ掛かったままの個体も。

あんな小さいヤマメにライン切られるなんて・・・バーブレスフックだったら自然に外れる可能性もあるのにな・・・

とりあえず、足場の良い場所を探すために一回退渓。

すぐ横は林道になっていて民家もポツンとあるような場所。簡単にエントリーできる。

よきところでまた水際におりる。といってもかなり粘土質の土手。

足が滑って尻餅をついて到着。

最後の切り札!管釣りクランクでヒット!

とりあえずミノーを使って対岸までロングキャスト!

やはり遠投するにはスピニングのほうが気持ち良く飛ぶ。

ベイトだとちょっと辛かったかも。

ルアーにチェイスはあるものの食わせ切れない。

やはり止水域は魚にルアーをじっくり見られてしまうので警戒心の高いヤマメを射止めるは簡単ではないようだ。

シャッドやディープクラピー、スピナー、1g台のスプーンを使うのなど手持ちのルアーで粘るも、ヒットしない・・・。

自分は管釣りもやってるのでルアーはなるべく多めに持ちたい派。

実際ほとんど使わないけど不安なのでお守りがわり。

色々ルアーを投げて思ったのが、やはりヤマメはミノーの平打ちアクションに反応しやすいのかチェイスする確率が高い。

食わせきれないのは自分の腕がまだまだって事だろう。

次は何を投げようか考えていると一つのルアーに目が止まった。

ムカイの管釣りクランク『トレモ スマッシュ35S』

このルアーは自分の中でかなり実績のあるルアー。

速く巻けばキビキビ動くし、ゆっくり巻けばユラユラとした動きでアピールできる。

管理釣り場ではたくさんのニジマスを釣ってきたが、これでヤマメを釣ったことはない。

しかし、何かいけそうな気がして神頼み的に投げてみた。

着水して2秒ほど沈めて表層あたりをゆっくり2、3回ほど巻くと・・・

ヒット!!

ベリー側のフックに掛かっていたので恐らく下から食い上げてきたのだろう。

これでこのルアーの株はさらに上がった!

なんとか粘った甲斐があった。

大きくなれよ。

しかしながら、靴は完全に泥だらけである。

釣り上がるがヒットなし

とりあえず釣れたので釣り上がることにする。

また林道に戻り、すこし急だが降りれそうな場所を発見して入渓。

すると、さっきの天然ダムの流れこみ付近に出た。

ここでも少し粘るが一回アタリがあっただけで終了、先に進む。

ちょっとした落差のある小渓流といった感じの渓相。

あまりルアーを引っ張れる距離はないのでわずかな落ち込みに打っていく。

林道に架かかった橋、この先ずっと進むと細久保橋があるらしいが今回はそこまで行けず。

頭上がひらけて程よい大きさの岩が点在する渓相。こういう場所はテンカラがおもしろそう。

浅い流れが続きます。

何箇所か流れについた魚影を確認することができたがルアーに反応せず。

いかにもなポイントは攻めきられている可能性が高いので期待値は高くない・・・

時間は午前10時をまわったのでそろそろ切りあげることに、傾斜がきつくない場所から退渓。

林道沿いにスタート地点まで戻ります。

行ってみたいなグミの滝

というわけで一匹で終わってしまいましたが、細久保谷はこの先まだまだ続きます。

今回は全体の三分の一程度。

細久保橋を超えると流れは二手にわかれ、そして最上流部にはグミの滝があるそうです。

スマホの電波も入らず整備された道もないようですがいつかは滝まで釣り上がってみたいものです。

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