【釣り場紹介】〜小菅フィッシングヴィレッジ〜財布に優しい『キャッチ&リリース券』で練習しよう!

【管釣り雑記】

みなさん、釣りしてますか?

このブログでは渓流釣りは管理釣り場で練習をしてから始めることをオススメしています。

でも、管理釣り場でルアーやテンカラの練習をしたくても毎週通うにはお金かかりますよね?

僕も入場料金を釣り場ごとに比較しては、ちょっと高いなーと尻込みしちゃうことよくあります。

『魚は持ち帰らないので、入場料安くならないかなー。』

なんて思っていると実はあるんです。キャッチ&リリース券が!

その釣り場は山梨県小菅村にある管理釣り場。

小菅フィッシングヴィレッジ
@kosugefishingです!

基本情報

小菅フィッシングヴィレッジは山梨県小菅村にある渓流型管理釣り場で、奥多摩湖のすぐ上流部にあります。

正直アクセスはあまり良くないです。

中央道からのアクセスの場合、手前に「奈良子釣りセンター」がありますしね・・・。

ドライブ好きツーリング好きには適度な峠道を楽しめていいんですけどね。

フィールドマップ

出典:小菅フィッシンヴィレッジ

ヤマメとイワナも放流してますがメインはニジマスです。

ルアー・フライ・テンカラエリアでヤマメは何度かルアーで釣ったことはありますが、イワナはまだないですね。

タイミングにもよりますが大物も放流されてます。

釣り場の写真

では釣り場の写真をざざっと見て行きます。

管理棟

この建物が管理棟で受付をする場所です。

建物前の駐車場に一度停めてここで受付をしてから河原の方へ入ることができます。

受付の人が釣り場で作業をしていて不在の時もあり。

自販機が数台あります。

ルアー・フライ・テンカラエリア

上流側から3つ目の区画。ここはちょっと広め。

4つ目と5つ目の区画は間に土管橋があります。

土管橋の下流側の区画は流れが緩くポンドタイプの管理釣り場に近い。
フィールドマップには載ってないですが、橋の奥から下流は区画のない流水エリアになってます。

流水エリアの落ち込み。

区画のない浅い流れになっています。

エサ釣り場の様子

よくある岩で区画をつくってある釣り場。

ご覧の通り、日陰はないので夏は暑い。

奥に見える橋の方まで釣り場は続いてます。

上流側から撮った写真。

河原まで車両の乗り入れが可能。

ヤマメ・イワナ釣り場
バーベキュー小屋

釣り場の各所にあります。

基本的に早いもの勝ち、空いてれば好きに使えます。

夏季限定の川遊び場

夏季限定ですが上流で川遊びができます。

入場券を購入すれば利用できます。

一番深いところで70cmくらい。大人の股下〜腰あたりまであります。

ちなみに川遊び場の上流は小菅川の冬季釣り場として禁漁期間に釣りができるポイントです。

トイレ
管理棟にあるトイレ
施設入り口にある公衆トイレ

トイレは管理棟、もしくは管理棟前の国道139号沿いに公衆トイレがあります。
釣り場から少し離れてるのでちょっと不便。

手洗い場・捌き場

魚を捌いたり、バーベキューの炊事場として利用できます。

左側の2か所は手洗い専用です。

おすすめポイント

小菅フィッシングヴィレッジのおすすめポイントとしては・・・

  • キャッチ&リリース券で安く遊べる
  • 止水エリアと流水エリアがある
  • ツーリングには程よい距離
  • 河原に車両乗り入れが可能

キャッチ&リリース券で安く遊べる

まずは何と言ってもキャッチ&リリース券があることです。

1日券だと2500円、4時間だと1500円です!

まず4時間券ですが、渓流型の管理釣り場の多くは一日券と半日券がほとんどです。

しかも半日券は午前中だけ、午後だけ、お昼の12時で区切られてしまうのでその時間にあわせて準備する必要があります。

例えば12時に到着の予定が1時間遅れてしまって、入場時間が減ってしまっても料金は変わらず損をしてしまいますよね?

4時間券なら8時から12時までとか、13時から17時までとか、融通がきくので

「営業開始時間キッチリに到着しないと損をする!」

といったプレッシャーがありません!

4時間券について

3月~11月の土日祝日は12時から受付開始となります。ご注意ください!

次に料金ですが、他の釣り場は持ち帰りありで1日券だと安くても3000〜4000円。

半日券で2000〜3000円が相場です。

フィッシングヴィレッジさんならキャッチ&リリース1日券で2500円でかなりお得です。

「釣りを始めたばかりで、釣れるかどうかもわからないのに1日4000円はキツイな・・・」

「とにかく練習メインなのでキープはしない。」

と思われてる初心者の方にはぜひおすすめしたいです。

止水エリアと流水エリアがある

ルアー・フライ・テンカラエリアは止水エリアと流水エリアにわけることができます。

止水エリア

完全な止水ではありませんが流れが緩やかなので、ロッドアクションによるルアーの動きをじっくり観察したり、レンジキープするリーリングスピードの調整など、練習にはちょうど良いです。

また、区画の変わり目は適度な落ち込みになっているので白泡の下を攻める練習にもなります。

流水エリア

ルアー・フライ・テンカラエリアに架かる橋の下流側は自然渓流っぽい流れになっています。

魚影は多くはありませんがちょっとした岩が転がっていたり流れの変化を読みながら釣りをすることができます。

ここでは実際の渓流釣りと同じように、下流側から上流に向かって釣り上がる練習をしてみましょう。

魚がついてそうなポイントにキャスト。

ルアーなら巻いてくるコースを考えたり、テンカラなら習ったポイントに正確に毛バリを落とせるように練習すればかなり実践で役立ちます。

ツーリングには程よい距離

ライダー目線から見ると日帰りツーリングには程よい距離だと思います。

首都圏ライダーならほとんどの方が一度は奥多摩湖にツーリングに行ったことがあると思いますが、フィッシングヴィレッジさんは奥多摩湖のちょっと西側。

適度なワインディングを楽しみながら釣り場まで行けます。

自分は青梅街道から国道411号を抜けて向かうコースですが、住んでる場所によっては奥多摩周遊道路や甲州街道から国道139号もしくは山梨県道18号線を抜けて向かうコースも楽しいと思います。

釣り場の近くには道の駅や日帰り温泉があるのもポイントです。

早起きして出発、午前中は釣りをして昼は河原でキャンプ飯か近くのお店で食事。

午後は日帰り温泉「小菅の湯」に入って休憩して帰宅。

ツーリングプランとしてオススメです!

河原に車両の乗り入れが可能

フィッシングヴィレッジでは河原まで車両の乗り入れが可能。

なので、釣具やアウトドア道具を持って移動する手間が省けるので楽です。

オートキャンプ場を利用したことがある人ならその便利さが理解できると思います。

デイキャンプっぽいことも出来てアウトドアを楽しめます。

ちょっと残念ポイント

ちょっと残念なポイントとしては・・・

  • ルアー、フライ、テンカラの区画が少ない
  • 魚影が安定してない
  • 定期放流がない

区画が少ない

ルアー・フライ・テンカラエリアは止水エリアが6区画で流水エリアが1区画でそんなに広々とはしていません。

入場者が10人いれば少し狭く感じてしまうかもしれません。

1区画に2人以上だとちょっとストレス。

自然の川を利用した釣り場の場合、活性の高い魚の付き場に偏りがでてしまうので釣り座選びを間違うと厳しい釣りになる可能性があります。

魚影が安定してない

渓流型管理釣り場の特徴として魚影が安定しにくい点が挙げられます。

理由としては、大雨の増水によって魚が下流に流されることがあるからです。

管理釣り場の魚たちは養魚場のイケスで育っているので、常に流れの中にいる野生の魚に比べて遊泳力がありません。

とある管理釣り場での話です。

大雨で少し増水して流れが強くなった時がありました。

目の前で放流してくれたのですが、しばらく観察していると魚たちはすぐに流れの緩いポイントへ移動するか、流れに負けて下流へ流されてしまいました。

このように、渓流型管理釣り場は大雨の影響を受けるので池になっているポンド型の釣り場に比べて魚のストック量が安定しない傾向があります。

定期放流がない

自分は平日にキャッチ&リリース券で10回くらいは利用していますが、目の前で放流してくれたことは1回だけです。

持ち帰り1日券であれば放流してくださるかもしれませんが、平日にルアー・フライ・テンカラエリアで放流している姿を見たことはないです。

週末や連休中は午前1回午後1回とあるかもしれません。
たまに大物を放流したときはホームページでお知らせしてくれてます。

運営方針とか状況は釣り場さんごとに事情はあると思うので仕方ありませんが、人気のポンド型釣り場にように毎日2回の放流といったことはなさそうです。

地域によっては鳥が魚を食べてしまうので、あえて人が入った時だしか放流しない管理釣り場もあります。

エサ釣りならちゃんと目の前で放流してくれますよ。

初心者でも簡単に釣れるのか?

結論から言うと

簡単には釣れません!

初めてここで釣りをした時の第1印象は

「思ったより魚はスレてるな。」でした。

具体的に言うと、渓流ミノーや3g以上のスプーンに反応する魚はほとんどいません。

なので初心者がテキトーに投げてテキトーにルアーを巻いても釣果は期待できないです。

逆にどうやったら釣れるのか考えるようになるので、魚の活性に合わせたルアー選択。
やる気のある魚がつくポイントの見極め等、上達のヒントを学べる釣り場だと言えます。

攻略のヒント

初心者のためにちょっとしたヒントを書いてみます。

基本的に流れの緩い場所でボーっとしてる魚は手強いです。

流れのあるポイントを狙いましょう!

ルアーの場合

  • アップクロスで反応がなければダウンクロスで投げる。
  • 白泡の下をシャッド系やクランクで攻める。
  • 水温が低い時期はボトムをじっくりスローに誘う。

テンカラの場合

  • 流れのあるポイントを攻める
  • 沈む毛バリも使う
  • 毛バリの大きさとカラーのバリエーションは多めに。
  • 毛バリを流すだけじゃなく誘いもいれる。

おわりに

以上、小菅フィッシングヴィレッジについて紹介しました。

キャッチ&リリース券はとにかくお得で練習に最適です!!

初心者の方には釣果の面で難しいかもしれませんが、1日のんびり過ごすも良し。

4時間しっかり集中して基本練習するのも良しです。

管理棟では入漁券も購入可能なので、自信がついたら小菅川下流のキャッチ&リリースエリアに挑戦してみましょう!!

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