2024月4月7日(日)ちょい曇り
⚫︎水温:計測無し
⚫︎気温:20℃
⚫︎時間:6:30〜10:30
⚫︎釣り方:ルアー
⚫︎釣果:ちびヤマメ
⚫︎場所:名栗川本流 名栗中〜医王寺付近
名栗川支流 OO沢
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タックル
⚫︎ロッド:ダイワ トラウトX AT46XUL
⚫︎リール:カルディア2000HG
⚫︎ライン:PE0.3号+フロロ6lb
ルアー
⚫︎アレキサンドラ35HW
⚫︎ARスピナー1.5g
今回のヒットルアー
名栗川本流
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前釣行で納竿した名栗中からスタート。
今年は桜の開花が例年より遅れていてこの時期が見頃となった。
釣り場に到着して準備中、ウグイスの鳴き声が心地よい、春を感じる。
前回ヤマメが溜まっていた護岸のテトラ下にはその姿はなく小さなウグイたちが群れをなしていた。
釣られてしまったのか散っていったかどちらだろう?
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里川の風景が続く。
基本的に浅い流れ多く変化は少ないがたまにブッツケがあり淵もあり。
魚が溜まるならここだろうというポイントにルアーを投げるがチェイスは見られない。
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ちょっとしたワンドを発見。
こんなところで釣れたらおもしろなと思いつつ、ルアーを投げるが生命反応ない・・・
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こういうポイントで魚の姿が見られたよいのだけど・・・
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しばらく進むと川底にひっくり返っている死骸を発見。
竿先で突っつきキャッチすると死んで間もないようなチビヤマメだった。
放流魚にしては小さい気もするが天然魚なのだろうか?
自然の厳しさを感じる。
ふと近くを見るとなにやらドジョウのようなナマズの稚魚のような死骸も発見。
死んだ川かココは?
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結局、1時間半釣り上がって魚影もなく無反応だったので、そのまま川沿いをゴミ拾いしながら入渓点に戻る。
途中でウェーディングシューズのフェルト部分が落ちていたが明らかに犯人は釣り人だな・・・
名栗川支流
本流から少し上流の支流へ移動。
未釣査の支流へ。
林道の入り口まで走ると何やら3、4人くらいの人だかりが・・・
もしかして漁協の人かな?
とりあえず声をかけてみた。
自分「この先は行けますか?」
おっちゃん「この先は行けません」
どうやら林業関係の地元の人らしく
今日は仕事の行事の関係で集まっているらしい。
この林道は普段は車両通行止めになっているが、今日は関係者の車が入っているそうだ。
歩きならOKということで林道入り口にバイクを停めた。
昔はバイクが入って事故が多かったとか何とか話していたが迷惑なやつだと思われてんのかなー?
準備をしているとおっちゃん達の会話が聞こえてきた。
おっちゃんA「釣りの人じゃない?」
おっちゃんB「こんな所に魚はいないだろ」
心のなかで
「いや、去年は他の支流でイワナ釣ったし」
ちょっとムキになってしまった。
地元の人でも釣りに興味なければ川のことや
渓流魚なんてどうでもいいんだろうな・・ちょっと残念。
とりあえず本流との出合いから釣ってみる。
本流もこの辺まで来ると渓相も悪くなさそうだった。
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約半年ぶりの渓流。
山の匂いというか湿った空気感というか懐かしい感じが心地よい。癒される。
水量も少ない細い流れだがわずかなポイントを狙ってキャスト。
するとイワナらしき影がミノーにじゃれついてきた。
「なんだいるじゃん。」
と思いながらもバイトまでには至らず、スピナーにも変えてみたが警戒されてしまい反応がなくなってしまった。
やはり勝負は一投目で決める気持ちじゃないとダメだな。
しばらく進むと最初の堰堤が登場。
よく見ると先行者が・・・
エサの人で堰堤の落ち込みに糸を垂らしていた。
とりあえず声をかけてみる。
どうやら先週ここで釣りをしてヤマメを1匹釣ったらしい。足元には小さなクーラーボックスが置いてあった。
この沢の上流は行ってみたことがないようでこのあと本流で釣るそうなのでこのまま自分は釣り上がることにした。
先行者がいてもすぐに諦めず声をかけてみることは重要である。
堰堤高巻き地獄で萎える・・
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最初の堰堤を越えて先に進むとやはり細い流れである。
堰堤を見ると完成年度が昭和50年代。
やはり数十年もすれば土砂が溜まり川はどんどん細くなっていく。
ほんの数十メートル歩けば堰堤、堰堤の連続である。
狙えるポイントとしては堰堤の落ち込みぐらいしかない・・
誰でも簡単に狙えるので釣って持ち帰ってしまえばあっという間に魚はいなくなるだろう。
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諦めかけたその時・・・
気温が上がりはじめて汗だくになりながら堰堤を超える、足場も悪く急斜面では神経を使う。
堰堤の落ち込みに期待を込めてルアーを投げるがやはり反応はない・・・。
堰堤高巻きを繰り返しながらこんな環境じゃ魚も住めないよなーとだんだん諦めモード。
さすがに疲れてきたのでココで終わりにしよう。
最後の堰堤で1.5gのスピナーをピッチングでふんわり落として巻くと・・・
来た!!
落ち着いてランディングするとパーマークの一部が不揃いのチビヤマメだった。
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釣れるならイワナかなと思っていたので少し驚きである。
あとあと考えてみるとこんな所に魚がいるなんて誰かが放流したのでは?とさえ思えてくる・・・
真相は不明だがこのヤマメはここで一生を終えるか、誰かに釣られて食べられるか、下流に降りていくか、だろう。
こんな小さな魚1匹でも自分みたいな人間に感動を与えてくれるし満足できる・・・これが渓流釣りの魅力でもある。
まあ、魚にしてみれば釣り人の自分勝手な意見でしかないんだけど・・・。
こうして24年度渓流シーズンは無事に春を迎えることができた。
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