【テンカラ入門】第2回「管理釣り場の道具立て&使用タックル紹介」

ヨルモゴ
ヨルモゴ

このブログは
「バイクで釣りに行こう!」
をテーマにした
「渓流釣り入門講座」です!
渓流釣りは敷居が高いイメージがありますが
管理釣り場で練習すれば確実に釣れるようになりますよ!

第二回は管理釣り場の道具立て&管理人が実際に使っているタックル(釣り道具一式)を紹介します!

テンカラは川の規模に合わせて竿を使い分けるのが一般的ですが、管理釣り場に最適な竿から買ってみましょう!

と言っても汎用性のある道具立てなのでいろんな管理釣り場や川で使える内容になってます、ぜひ参考にしてください。

管理釣り場から始めるならコレ!

竿の長さは3.3~3.6mの胴調子

長さ

管理釣り場から始めるなら3.3~3.6mがベストです。

これより長いものは川幅の広い本流向き、短いものは狭い源流向き。

テンカラのスタンダードは3.6mなのでこの長さが管理釣り場でも扱いやすく渓流でも活躍する長さです。

調子

調子は6:4の胴調子を選びましょう。

柔らかくてしなりのある竿ほうが軽いラインを飛ばしやすくなります。

ラインはレベルライン4号、竿と同じ長さ

レベルライン

コスパの良さと長さを自由に変えれるメリットを考えるとレベルラインをオススメします。

太さ

太さは4号から始めてみましょう。

慣れてきたら投げやすい範囲で細くしてみると良いです。

細いと振り込みは難しくなりますが、より自然に毛バリを流せます。

長さ

ラインの長さは竿と同じ長さが基本です。

短いと飛距離が出ませんし、長いと振り込む技術が必要になってきます。

まずは竿の長さで始めて、自由に調節しながら自分のスタイルを確立していきましょう!

ハリスはフロロカーボンの1号

フロロカーボン

フロロカーボンであればなんでもOKです!

太さ

まずは1号から始めて慣れてきたら0.8号にしましょう。

管理釣り場に40センチを超えるような大物がいるなら対策として1.5号くらいの太さにすると安心です。

長さ

ハリスの長さは1mを基準に調節して色々試してみてください。

ハリスの長さがあまり短いと魚に警戒心を与えてしまうので注意しましょう!

「矢引き」と「1ヒロ」

自分の腕の長さを基準にして大まかな長さを測る事ができます。

弓矢を引くようにした腕の形が「矢引き」で90cm〜100cm
両腕を広げた長さが「1ヒロ」で150〜180cmくらいです。

矢引き
1ヒロ

毛バリ

まず揃える毛バリ
  • #12普通毛バリor#12逆さ毛バリの明るい系と暗い系の2種類
  • #12沈む毛バリの明るい系と暗い系の2種類
  • できれば#14の大きさも揃える
  • 針はカエシがないものを使うか潰す
ヨルモゴ
ヨルモゴ

まずは毛バリの位置が分かりやすい明るい色を使って練習しよう!

毛バリの大きさは#12〜#14

テンカラ毛バリの基本の大きさである#12を使いましょう。
#12の大きさで反応が悪い時にはさらに小さい#14に変えて魚への警戒心を下げる事ができます。

明るい系✖️2暗い系✖️2の色を揃える

管理釣り場ではカラーチェンジは重要な要素で色の種類は多いほど有利です。
初心者はたくさん色を揃えるのは難しいので、まずは明るい色を2種類と暗い色を2種類用意しましょう。

「明るい色に反応が悪ければ暗い色、暗い色に反応が悪ければ明るい色」

と言った具合にローテーションしていきます。

毛バリの色
  • 明るい系
    →黄色、白、ピンク
  • 暗い系
    →黒、茶、深緑

普通毛バリor逆さ毛バリ+沈む毛バリを使う。

毛バリの種類は「普通毛バリ」または「逆さ毛バリ」を使います。
逆さ毛バリは自然に流すこともできるし、動きをつけて誘うこともでできるのでオススメです。

普通毛バリや逆さ毛バリに反応が悪い時は「沈む毛バリ」を使い、魚の目の前を流すと効果的です。

また、沈む毛バリは竿の振り込みタイミングが変わってくるので、うまく飛ばせるよう練習してみましょう!

ヨルモゴ
ヨルモゴ

沈むテンカラ毛バリの市販品はあまりないので、オークションやフリマで探してみよう!

針はカエシのないものを使うか自分で潰す

既製品の毛バリは針にカエシがついていますが
管理釣り場ではカエシのついた針は禁止されています。

理由としては刺さってもすぐに抜く事ができるので、人への安全面と魚へのダメージ軽減を考えてバーブレスフック(カエシのない針)を使うことになっています。

カエシのあるフックはラジオペンチやフォーセップで潰して、布などに刺して引っ掛かりなく抜く事ができればOKです!

こだわりたい人は手芸で使うミニルーターでカエシを削れば完璧に仕上がります!

管理人のタックル紹介

では、ここからは実際に自分が使っているタックル(釣り道具一式)をご紹介します!

●竿
 ダイワ テンカラX
 36

●メインライン
 リバーピーク テンカラレベルライン3.5号


●ハリス
 シーガーR18 フロロリミテッド 3lb

ダイワ テンカラX 3.6m

大手釣り具メーカー、ダイワのエントリーモデルです。
この竿は初めて買った竿で今でも愛用しています。

とりあえず有名メーカーなので信頼性重視で購入しました。
初めて触る竿は自分の基準になるのでクセがない物が良いと思います。

個人的には、重さが97gあるので

もうちょっと軽いほうが疲れにくいのかな?

と言った印象です。
それ以外は特に不満もなく、丈夫で扱いやすいです。

レベルラインとテーパーラインどちらも使う事ができるので
両方のラインで釣り比べてみるのも面白いです。

特徴としてはリリアン(竿先の釣り糸を結ぶヒモ)が回転することで
糸がらみがしづらくなるそうですが、よくわらないです・・・

リバーピーク テンカラレベルライン3.5号

兵庫県にあるフライ&テンカラ用品の専門店、リバーピークのラインです。

最初はダイワ製のレベルラインを使っていたのですが見えにくかったので、視認性の良いこちらにしました。

他メーカーのレベルラインは30m巻きで1500円前後ですがこれは50m巻きで1300円。
コスパ重視です!

リバーピークを知ったキッカケは忘れてしまったのですが、ブランドイメージがオッサン臭くなくて好きです。

シーガーR18 フロロリミテッド 3lb

シーガーは釣り糸専門ブランドでルアー釣りでは定番ラインとして人気があります。

このラインは本来ハリス用ではないのですが、太さのラインナップが豊富で自分のようにハリスとして使っている人もいます。

結局これもコスパ重視。
100m巻きでアマゾンで1300円前後で買えます。
専用ハリスだと30m巻きで同じ値段くらいするので・・・

自分は毛バリをハリスごと一緒に交換することもあるのでストックあると安心なんです。
仕掛け巻きに適量まいてから釣り場で使います。

3lb(ポンド)で0.8号相当です。

ヨルモゴ
ヨルモゴ

僕はルアー釣りのハリスとして使ったり、直接リール(糸巻き)にまいて使ったりしてるよ!

毛バリ

最初は完成品を買っていましたが、すぐにタイイングキットを購入して自分で巻くようになりました。

毛バリ巻きは思ったほど難しくないので、ぜひチャレンジしましょう!
100円ショップのミシン糸で十分作れます!
綺麗に巻けなくても全然釣れちゃうんで。

フックはリバーピークのバーブレスフック「FBL130B」と「FBL140B]をつかってます。

小道具

竿、糸、毛バリで完結するテンカラですが、釣り場で必要になる小道具を紹介します。

アマゾンで買ったフライケース

とりあえずケースとフライのセットだったので購入してみたが、毛バリの針先が全然ダメ。
針を爪に当ててもつるつる滑るだけでした・・・

結局、付属の毛バリは使わず自分で巻いたものだけ差してます。
防水なので水に落としても中身は濡れません。

メイホー ちびまる70&56

テンカラ師の間では定番の仕掛け巻き。
サイズは他にも90があります。

竿を差し込んで持ち運ぶのが定番のスタイルです。

オーナー BS-25 ベスト仕掛け巻き

この仕掛け巻きは竿に直接ワンタッチで取り付けらるのでとっても便利。

テンカラX36だとちょっとグラつきがあります。

見た目はカッコ悪いですが、ビニールテープで固定したまま使うときもあります。

固定したままだと竿が少し重くなってしまうので気になるなら持ち運ぶときだけ取り付ければOK。

ちょっと巻きぐせが強くついてしまうのでしっかり伸ばしてから使いましょう。

リバーピーク フライ釣行必需品セット

ラインクリッパー、フォーセップ、ラインストレーナー&クリーナーの3点セット。

使用感としてはラインクリッパーが固くてちょっと使いづらいですが、1個ずつ買うよりもお得でオススメです。

特にラインストレーナーは巻きぐせを簡単に伸ばせるので絶対損はないです!

LSD Design ピンオンリール

なんとなくデザインが気に入って買ったピンオンリール。
50センチぐらい伸びるので胸元や腰にぶら下げても十分つかえます。

ランディングネット(ラバーコーティング)

釣具屋で買った3000円くらいのもの。

フレームの径が約30センチ。

元々ついてたネットが気に入らなかったので、リバーピークのラバーコーティングネットに交換してあります。

フレームに結束バンドを縛って好きな位置にリリーサーをつけてます。

落下防止とマグネットリリーサーは確かセリアで買った記憶が・・・
特に問題なく使えてます。

ランディングネット(ラバーネット)

スミスのラバーネット。

管理釣り場、特にルアー釣りはこちらのタイプが一般的です。
渓流で使うものよりフレームの横幅があって30センチ以上の魚でもランディングし易いです。

ラバーネットの方が針絡みしにくいのと魚へのダメージがより少ないと言われてます。

バイク釣行を考慮すると少し収納性に欠けますが、大小さまざまなサイズが釣れる管理釣り場ではこっち方が出番が多いです。

これもフレームに結束バンドを縛って、リリーサーをつけてます。


一応、グリップにゴム紐とナスカンがついてるので腰にぶら下げて使うことも可能。

自作の糸くず&フック回収ボトル

100均で売ってるもので作ってみました。手作り感満載です!

切ったハリスは巻き付けて、針先が鈍った毛バリは蓋をあけて中に捨てることがきます。

便利じゃないですか?

ホントはオシャレな既製品が欲しいですけど・・・

ティムコ ドライマジック

フロータントと呼ばれる毛バリの浮力剤。

透明なジェル状の液体で、指で毛バリやハリスに塗りつけます。
すると、あら不思議。毛バリが水面に浮くようになります。

濡れてしまった毛バリはよく水気を拭いてから塗りましょう!

ベトつかず使いやすいです。
ちなみに、フロータントはスプレータイプの商品もあります。

適当なショルダーバック

とりあえず小道具を入れるバッグ。

テンカラ道具はコンパクトに収まるので、とりあえずは手持ちのバッグを活用しましょう。

写真のようにカラビナを引っ掛けれるようなベルトが付いていると便利です。

おわりに

第二回は管理釣り場でオススメの道具立てと管理人の使用タックルを紹介しました。

各メーカーの入門用の竿は1万円前後ですが、まずは信頼できるものを使った方が変なクセもつかず上達は早いと思います。

管理釣り場は気軽に行けて安全、安心。
しかも絶対に魚がいるので練習するにはもってこいの場所です。

今回の記事を参考にまずは管理釣り場デビューをめざして道具を揃えてみましょう!

次回はテンカラで覚えるべき糸の結び方を解説します。

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